今までのブログでは、主にワーケーションをやるにあたっての事前準備について様々な視点から書いてきました。
今日は、実際に私がこの夏に札幌で行ったワーケーション体験を通して、感想ならびに気がついた点に関して述べてみようと思います。
札幌はワーケーションを行うエリアとして、大きな魅力があると感じました。
もちろん観光地としての魅力は言うまでもありません。
しかし、それ以上に重要なこととして、ビックカメラやドンキホーテなど大型の量販店やパソコンショップがあることです。
いうまでもなく多くのビジネスマンにとって、リモートでの仕事はPCやタブレットが欠かせないと思います。
その際に、周辺機器が壊れたり忘れたりしても、すぐに滞在場所で買いに行けることは実に大きい。
※東京に住んでいるとAmazonで翌日に届くのが当たり前と思ってしまいますが、地方は事情が違います。
また例えPCが立ち上がらなくなっても、とりあえずドンキや中古ショップで3万円台のPCを買って急場を凌げるのではないでしょうか。
札幌でなくても大都市であれば共通している事と思いますが、ビジネスに必要な「モノ」がすぐ手に入る立地のメリットは極めて大きいかと思います。
なお札幌のワーケーションにおいて、仕事をする場を宿泊先にする手もあります。
しかし個人的には市内中心部に多くの魅力的なテレワークエリアがあるので、それを活用することをお勧めします。
なぜかというと、これは札幌のワーケーションの2つ目の魅力なのですが、テレワーク施設が数多くあるビジネス街と観光スポットが同じエリアにあるからです。
札幌市内のテレワークエリアに関しては、市内のテレワーク施設の紹介リーフレットがあります。
このPDF版がウェブで公開されていますので、これも参考にしてみてください。「札幌市企業進出ハンドブック」
https://www2.city.sapporo.jp/invest/request/
自分が利用したところは今年6月に新しくオープンしたニューオープンした「HOKKAIDO x Station01」を利用してみました。
ここはJRのグループ会社が運営しており、エントランスのデザインが「HOKKAIDO x Station01」を駅と見立てて、コミュニティやソリューション、㏚などあらゆるライン(路線)がここで交わるコンセプトを伝えています。
ここは札幌駅前にあるので、仕事に疲れたときに、ちょっと気分転換にぷらっと歩けば、おなじみ赤レンガの旧北海道庁やJRタワーです。
観光拠点のすぐ目の前にある都市型ワーケーションのスポットならではの魅力を改めて痛感します。アクセスも札幌駅から徒歩3分と抜群の立地で、ビックカメラを始めとして大型量販店も札幌駅周辺にあります。
また100円ショップのダイソーは目の前にあったので持参し忘れたモバイル機器を買いました。
執務スペースはこんな感じです。
また施設の特徴としては、 電話やオンライン会議用の個室ブースが備えられていることです。
これは意外に語れないことですがテレワークスペースとして重要なことで、WeWorkなどは代表的な例ですが、個室ブースがあるところが増えている印象です。
今日のリモートワークでは、社外の人に聞かれたらNGの電話やオンライン会議をすることも珍しくないはず。その意味でも個室ブースは今後ますます重要度が増していく印象です。
またWeWorkもそうですが運営スタッフが受付まわりで常駐していることもあり、いろいろな相談や質問にその場で応対してもらえるのが助かります。
WeWorkでも前面に出している特徴ですが、要はテレワークを行う「場」だけではなく、コミュニケーションも提供しているというのが最近の大きなテレワーク施設の大きなポイントと思います。
最後に大事な「食」について。ここの上階は飲食フロアーで、中華料理を食べてみましたが麻婆豆腐が絶品!いままで行った札幌の中華でいちばん美味しいと感じました。
季節が良いときであればビルの外へのランチ外出も楽しい。しかし雪が降ってるような真冬には、同じビルに美味しいお店があることは働く我々にとってかなり助かることではないでしょうか。
今後、ワーケーションを計画している方に参考になれば幸いです。