先月の東京商工会議所・新宿支部主催のセミナー報告なのですが、「優秀な人材を獲得するためのインターネットの極意」というテーマで講師を勤めさせていただきました。
40名近くの参加者を前に、企業が採用力を上げて理想とする人材を獲得するためには、どのようにインターネットを活用させたら良いのか、具体的な採用サイトの構築テクニックを含め、数々の事例をご紹介いたしました。
このセミナーで伝えたことのいくつかを抜粋すると
1.同業他社との違い(強み)を明確に伝える
「この商売は自分のところでしかやっていない」という企業よりも、数多くの同業と競い合っている企業の方が大半かと思います。であれば多数の同業との差別化ポイントを、ホームページで直感的に伝えるべきです。
2.会社や仕事、はたらく人の魅力を伝える
待遇が良いという理由だけでエントリーしてくる求職者より、会社や仕事に魅力を感じて入社を検討する方の方が、より「理想とする人材に近いと思います。
またそもそも中小企業では、他社より良い条件を提示できるところは少ないはず。
であれば、会社の魅力、仕事の魅力、経営者・従業員の魅力を徹底的に伝えるべきです。
3.理念やビジョンを伝える
これは上記の1.2と内容がかぶさるのですが、理念やビジョンを明確に伝えることは重要です。
会社という船に乗ったは良いものの、その船がどの針路をめざしているのか、船長は伝える必要があります。
この理念やビジョンのホームページでの表現手法なのですが、社長メッセージの中で社長プロフィール画像とともに伝える見せ方が、特に中小企業ではおすすめです。
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以上はセミナーでお伝えしたほんの一部の内容ですが、奇抜なことをやるのではなく、上記を明確にわかりやすくホームページで情報発信し、そのホームページにアクセスを集めるオーソドックスな手法こそが重要です。
お盆の時期にぜひ同業他社との差別化要因、自社の魅力、理念・ビジョンをわかりやすくホームページに掲載されているか見直してみてください。