企業の広報・マーケティング担当者のマインドはどう在るべきか

企業の情報発信者としての在り方を語る記事とかを読むと、テクニック的なところに終始して、マインドがほとんど語られていないことが気になります。

ここでいうマインドとは、情報発信の時だけではなく、日常を含め、どのような考え方そして在り方がめざすべきところなのか・・・ということです。

私は下記の3つが大切と考えます。

1.積極性

当たり前ですが、受け身ではなく、ユーザーにとって価値ある情報をどんどん発信していこうという積極性が問われるかと思います。

ここでいう積極性は、もちろん一過性のものではなく継続的なものであるべきことは言うまでもないことです。

2.自分で考えること

まとめブログなどのように、自分自身が情報の目利き(キューレター)となって、他人の情報を発信していく場合ももちろんあるかと思います。

しかしながら、企業のマーケティング担当者が情報発信をしていく際は、コンテンツを掲載メディアにふさわしい表現と文字数で考えることが求められます。

これはコンテンツを自身で考える場合と、事業部門から集まってきたものをリライトして調整する場合と共通かと思います。

いずれにせよ自身で考えることなく情報発信をして、それがユーザーの心に届くことは非常に稀なので、自ら考えるというスタンスが重要になると思います。

3.メディアに掲載させ拡散させる意志

自社メディアであろうと、他社メディアであろうと、その媒体の運営者を何らかの形で説得し、動かさなければなりません。

また掲載されたメディアをよりよく知ってもらうために、いろいろなメディアに水平展開し、情報を拡散させなければなりません。

そのためには、上記「1.積極性」と被さるのですが、メディアに掲載させよう拡散させようと、強い意志を持ち行動していく必要があることは言うまでもないことでしょう。

企業の情報発信者であるマーケティング・PR責任者の方々が、どのように在るべきかというテクニックではないマインド部分について、新年は上記に書かれたことを意識していくことをオススメします。