今となっては、あって間に過ぎてしまった感の強いGWなのですが、長野県の地獄谷温泉に出かけてきました。
地獄谷温泉は、世界で唯一、温泉に入るサルが見えるということで、有名な観光地です。
外国人観光客も多く、ニホンザルが入るお風呂にはライブカメラもあり、リアルタイムの様子がインターネットから見ることができるようになっています。
ライブカメラは屋外型で、2つセットされているようです。
ライブカメラは定点観測の機械なので、そこに撮影者の主観が入ることはありません。
そのため、いまライブカメラに猿が映っていなくても、近くにいるのかどうかは当然ながらわかりません。また猿の赤ちゃんが生まれたというようなトピックスは伝えられません。
その伝えられないことを、ブログやSNSや現場のスタッフの声でこの施設は伝えています。
今日このブログで書きたかったことは、インターネットの様々な情報発信メディアには異なる特徴があるので、どれかを使うのではなく、いろいろ織り交ぜて使うことの重要性です。
これは観光施設に限った話しではありません。店舗やB2C向けのサービス業、いやB2Bのサービスでも展開が可能と考えます。
特に性格が正反対なメディアを組み合わせることで、相乗効果が出て情報発信力が高まります。
一例を挙げれば
堅くオーソドックスな公式サイト ⇔ 担当者の人間味あふれるfacebook
定点観測のライブカメラ ⇔ ベストシーンを編集したYouTube
公式アナウンスのブログ ⇔ 気分を伝えるTwitter
公式サイトの長期間有効なクーポン ⇔ Lineでゲリラ的に配信するショートタイムクーポン
インターネットの情報発信力をさらに高めるためにはどうしたら良いのか、企業の広報・マーケティング担当者の方も常日頃考えていることと思います。
その手法の1つとして、上記で挙げたような違ったメディア活用をトライしてみることもおすすめです。
地獄谷温泉では後楽館という宿に泊まったのですが、従業員の方がとても親切で、たいへん気分の良い一時を過ごしました。