2010年の米映画「キック・アス」の評判があまりにも良かったせいでしょうか?
この映画の続編、「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」が作られ、今週末から公開のようです。
前作「キック・アス」は実に素晴らしい映画でした。
なんで素晴らしいと感じたのか、これは色々なマーケティングのヒントにつながっているのでじっくり考えてみたい。
その答えをさぐるために、最も感銘に残ったシーンを考えるに、年端もいかぬヒット・ガール役の美少女クロエ・グレース・モレッツが、卑猥な言葉を口にして、軽やかな音楽とともに、敵であるマフィアを殺戮しまくるシーン。
残虐なシーンも、あまりにもポップ過ぎて、これはこれで美しいと思えるから不思議です。
アメリカ映画ここにあり!と言えるくらいの、もう一度観たくなる素晴らしいシーンでした。
今回はこのヒット・ガールに、小学生の女の子を登場させたことが、まず勝負ありという気がしました。
何ごとにつけ、ギャップがあると魅力を感じる。
ギャップがツカミとしてだけではなく、根源的な競争力につながることもビジネスのシーンでは良くあること。
「ギャップ」の魅力について、改めて考えさせられました。