インターネットは、とても大きな力がある。
最近のソーシャルメディアの不適切な投稿の事例を思い浮かべるまでもなく、一瞬にして自身と他社のブランドを崩壊させるぐらいの力があります。
拡散力があり、かつ過去情報がストックされるために、使い方を間違えると、とんでもないことになることは、もはや誰もが知っていることです。
だからこそ、使う人のリテラシーが求められる。
いわゆる人間力です。
自分と自分の行動を客観的に見ることができ、人のプライバシーを含め、発信して良い情報と良くない情報を精査することができる、そのような力が今日のIT社会ではかつてない程、求められています。
ここで大事なこととして、人間力を高めるには、人と接することが必要不可欠ということです。
なので著名人が、ネット上でのコミュニケーションがきちんと出来ていれば、人と会う会わないなど問題ではないという発言をしているのを目の当たりにすると、ちょっと待てよ・・・と言いたくなります。
彼らの若いときにはネットはなく、多くの人と出会い交流し、自分を高めていった。
人との豊富な交流という財産があったからこそ、それをベースに事業を拡大し、さらにITを活用して事業を拡大し続けていったのは見ての通りです。
IT時代の今日、以前にも増して人と会うことの重要性が高まっていると感じています。
もちろんITによる情報の発信と取得、コミュニケーションは大事ですが、いまはスマホやタブレットのお陰で、移動中でもできる。
スマホを片手に街に出て、人と会う生活はバランスが取れて良いのではと思います。