新しく発売になったApple Watch Series 5を手にしました。
使ってみて、他のプロダクツには無い大きな特徴があると感じました。
それはデザインと機能の圧倒的なカスタマイズ性です。
もちろんそれは好きなケースとバンドを組み合わせできることだけではありません。
文字盤を好きなデザインに変更して、文字盤上の各パーツを細かくアレンジすることができます。
またApple Watchアプリのショートカット(コンプリケーション)も同様に文字盤に貼り付け、自分独自の時計を作り上げることも可能です。
文字盤のカスタマイズも、Apple Watch上だけではなく、iPhone上で簡単にできます。
時計の機能と文字盤デザインをオンライン上で即座に変更できるインパクトは強烈で、いままでずっと欲しかったアナログ高級時計が、自分の中でまったく輝きを失ってしまいました・・・
こちらがiPhoneアプリでのApple Watchカスタマイズ画面です。
カスタマイズ性の高さは、選択肢の広さだけではなく、自由に組み合わせて理想のものを手にするプロセスの楽しみが大きいと言い換えることができます。
そのカスタマイズ性の高さは、単なる楽しみ大きい小さいを通り越して、今後のあらゆるプロダクツの人気を左右する最大のモノサシになったと感じます。
その背景にあるのは、いうまでもなく今日が、変化の激しい時代ということです。
ちょっと前は、良しとしていたものが、環境が変わり評価が逆転する。
またちょっと前が斬新と思っていたものが、あって間に陳腐化する。
その際にカスタマイズして柔軟に形を変え、新しい姿に変われるものが、組織であれサービスであれプロダクツであれ、評価されていくのだと思います。
企業が自社の製品・サービスを情報発信していく中で、どのようなカスタマイズ性が訴求できるか、また競合とのカスタマズにおける差別化を実現することができるのか、後期がスタートしたこのタイミングで考えることも重要と考えます。