株式会社 一休 宿泊営業部長本吉 裕之氏をゲストにお迎えしたBtoBマーケティング研究会は昨夜6月21日に盛況のうちに開催され、無事終了しました。多くの方にご参加いただき本当にありがとうございました。
それにしてもトークライブの醍醐味!
現場体験談をベースにしたお話しは圧倒的な迫力でした。
一休の成長ヒストリーならびに本吉氏のトライアンドエラーの実践ストーリーの紹介を通して、営業手法やビジネスモデルをどう発展していくべきか、いやその前にわれわれ自身がどうあるべきか、考える素晴らしいキッカケになりました。
トークライブの初めにこんなワークがありました。
それはシンプルなTシャツをそのまま見た場合と、多様なブランドのロゴがそれぞれが付いた状態で見た場合と、価格の予想がどう変わるかということ。
そのワークを通して、われわれ自身が目の前にあるものから想像して勝手に「ストーリー」を作り、価格を決めていることにまず気づかされます。
その「ストーリー」の話しはトークライブの中で色々なところで伏線になっているように思いました。
仕事とは関係ないところで、お店の販促のストーリーを作り「勝手にテコ入れ」をして自己を鍛えること。そしてストーリーを持った営業戦略などの話しなどからです。
他に印象に残った言葉として
「全ての世代からの情報収集が大事」であるとか、「マーケティングは社内全員が考えるもの。マーケティング部はその風土を作るもの」
そして「全ての年代からの情報収集が大事」という言葉の裏の大事なこととして「自分自身を疑う」など、営業・マーケティング担当者が忘れてはならない珠玉の言葉のオンパレードでした。
また営業の仕事とは?という話しの
「訪問先の人が10分以内にアクションを起こせる提案を現場で伝える仕事」
ということの具体的な説明も素晴らしかったです。
最後に本吉氏が大切にしている10のことをご紹介いただきました
- 恥を書くこと
- 笑うこと
- 孤独力をつくること
- ~しても良い自由を持つこと
- 選んだことに自信を持つこと
- 悔しさを持つこと
- 変化すること
- 自分と正反対の人とつきあうこと
- 手数を持つこと
- がむしゃらに仕事をすること(同じくらいプライベートを充実させる)
この10個を聞いて、改めてわれわれは何才になっても学ぶことを辞めてはいけない。そして学ぶ相手として誰よりもふさわしいのはビジネスの最前線で活躍しているプロフェッショナルだということを強く思いました。
その意味で本吉様、今回は本当の良いライブをありがとうございました。
懇親会も大変に盛り上がり質問攻めにしてしまいすみません。
次回は7月25日(水)に「食べログ」における成長戦略というテーマで
株式会社カカクコム 食べログ本部副本部長 宮島 壮洋氏をゲストにお迎えして開催します。またこのHPで告知しますので是非ご参加ください。