中小企業のホームページにおいて、社長メッセージを記載したページは、今日もはや必らず作成しなければいけないページです。
ホームページを見る人が、新しい取り引きを考えているお客さんであれ、会社説明会のエントリーを検討している入社候補者であれ、真剣にその会社のことを考えている方であれば、社長メッセージを必ず読みたくなるからです。
社長メッセージに書かれている内容を通して、ホームページの訪問者は、社長がどのような人物であるか、またその会社はどのような方向性に向かって進んでいるのかを判断するからです。
きょうのブログのテーマは「中小企業のホームページにおいて社長メッセージは何を書けば良いのか」です。
結論からすると、上記に述べたように、社長の素顔と会社の方向性を伝える内容が好ましいと考えます。
具体的には・・・
<社長の素顔を伝える内容>
- 若い時はどのようなタイプの人間だったのか
- 学生時代に夢中だったものは何か
- 新卒時に何故その業界(会社)を選ぼうとしたのか
- 自分を変えることにつながった大きな経験は
- 社長になるキッカケは
<会社の方向性を伝える内容>
- どのような会社を目指していくのか
- 企業経営で大事にしているもの
- 最近の実績は
- 経営理念・ビジョンは
- 座右の銘は
- どのような人に入社してもらいたいか
がメッセージに含まれていることが好ましいと考えます。
また外部のライターさんにインタビュー形式で記事を書いてもらう場合についても、上記の項目をインタビュー項目に加えていただくと良いと思います。
多くの中小企業のホームページでは、社長のメッセージが掲載されてあっても、社長の素顔が全く語られていないことが珍しくありません。
ホームページの訪問者は、社長メッセージを読む際には、社長の人物像とセットで、その文章を判断します。
逆に言えば、社長の人物像を明確に伝えれば、強いメッセージ性を文章に与えることが可能となります。
また社長プロフィール写真については、必ずプロカメラマンに撮影してもらうことが重要です。
スマホを活用したSNSの大流行により、身近にスマホを使って良い写真を撮っている社員や家族もいて、そのような方に社長プロフィール写真も撮ってもらうことをいままでお願いしていた社長も多いかと思います。
しかし経験上、これは断言できるのですが、プロが撮った写真と一般の人が撮った写真は、全く違います。
社長の空気感やパーソナリティも写真にすくい上げるのです。
なので是非プロカメラマンに撮影をしてもらうようにしてください。
上記で述べたように伝えたいことと、自身の情報開示は、セットでホームページ上に掲載することを意識して、社長メッセージページの作成に取り組むことをオススメします。
知り合いのカメラマンがいない際は、弊社でも撮影代行を行っております。社長メッセージページの作成とともに、手が必要な際はご相談ください。