中小企業のAI導入について、意見を求められることがあります。毎度、答える内容は同じなので、このブログでも趣旨を記しておこうと思います。
まずAI導入は、ざっくり2つに分かれ
- 開発する新サービスにAIを活用
- 日常業務にAIを活用
となります。その中でも中小企業はまず「日常業務にAIを活用」を目指すべきです。日常業務でAIを実際に体験することにより、AIを活用した自社サービスの発想も広がるからです。
では日常業務にAIを活用するためには、そもそも何からはじめたら良いのでしょうか?
もっとも手軽な第一歩として、Googleの有料サービスであるG Suiteを使いはじめるのがオススメです。
GoogleこそがAI、人工知能そのものと言って良い現状において、一般に開放されているサービスを使わないのはもったいない。
G SuiteはそのGoogleのさまざまなオンラインサービスの集合体で、ご存じスプレッドシートやドキュメント、カレンダーなどに加え、オンライン会議でニーズが高まっているGoogle Meetなどがあります。
そのG Suiteの数多くのサービスの1つが皆さんご存じのGmailです。
Gmailと聞くと○○○○@gmail.comアドレスの無料メールというイメージですが、こちら有料版のG Suiteを契約することにより、皆さんが普段お使いのメールアドレスをそのままGmailの環境で使用することができます。
しかしそもそもGmailがなんでAIと関係があるのか、と疑問を持つ方も多いかと思います。
Gmailは随所にAIのテクノロジーが生かされているのですが、具体例はこちらのブログの過去記事をご覧ください。
GmailサービスにおけるAI事例