東京都庭園美術館の茶会(2017年12月3日実施)にみる魅力発信のフロー

東京都庭園美術館の茶室「光華」は本館(旧朝香宮邸)とともに重要文化財に指定されている歴史的に価値ある建築です。
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こちらで2017年12月3日(日)初めての茶会が開催され参加してきたので、その報告を兼ねて感想を述べてみたいと思います。

今回の企画は武者小路千家家元 後嗣 千宗屋氏が招かれて行った本格的な茶席でした。

しかし、茶道を既にたしなんでいる人だけではなく、わたしのような一般の初心者にも気軽に参加できる会になっていたことが公的施設での企画にふさわしく、素晴らしいと感じました。

重要文化財が「建築」の場合、外観を楽しむだけではなく内覧もしたいと思うのは当然のことでしょう。

東京都庭園美術館の本館も、まさにそのような形で、美術展の会場としてだけでなく、建築自体を内外ともに楽しむ場になっています。

ただ当然ながらそこが元住宅であっても宿泊することは叶わない。

そう考えると今回の茶会のように、元々の建築本来の用途として実体験できることは、極めて珍しいことでしょう。

このような体験ができたことは、とんでもなく価値あることかと思います。
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今回の経験は

  • 茶室「光華」
  • 茶道
  • 東京都庭園美術館

に対して多大な興味と関心を抱かせることに成功しています。

願わくは昨年単発の企画ではなく、新年においても継続的に行って欲しいと思いました。