北海道宗谷地域のPRイベント「宗谷イチ押しプロモーション」@品川シーズンテラス

北海道の最北端に位置する宗谷地域9つの町村による合同PRイベント「宗谷イチ押しプロモーション」が、JR山手線・品川駅の近く「品川シーズンテラス」の会場で開催され、足を運んできました。

きょうのブログでは、地方の観光拠点が都市圏に向かって、どのように魅力をPRしていったら良いのか、事例を通して語りたいと思います。

担当者によるプロジェクターを使った現地の案内や、リーフレット配布、物販などの、通常のイベント内容に加え、体験イベントが充実していたことが強く印象に残ります。
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穴あき貝などを使ったアクセサリー作り
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現地に咲く花の香りの体感
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ホタテ釣りなんていうのもあります。
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現地の食材を使った料理の紹介と試食まで堪能しました。
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もちろん体験型のイベントというのは今に始まった訳ではないでしょう。
しかし、インターネットによる現地の映像や動画などの視覚的な情報配信が活発となった現在、視覚以外に訴求することにより、インパクトを与えることは間違いないことです。

かつて流行語にもなった「O2O」(オンラインtoオフライン)というマーケティング用語は、実店舗とITの合わせ技の事例において語られることが多かったと思います。

ただこれからはその「オンライン」も、これからはさらに踏み込んで、五感へ訴求していくマーケティング手法という点で語られることが増えていく印象です。
例えばかつて行われた港区の銭湯と豊富温泉のコラボイベントは、現地のお湯を実際の入浴という形で体験してもらう内容ですが、お風呂から出た後に、現地の名物のプリンまで食べる機会が提供されており、文字通り五感に訴求する内容でした。

映像やリーフレット以外にどのような内容が五感に訴えかけることができるのかの視点が、これからのPRイベントには求められると考えます。

ちなみにこの宗谷地域の中にある豊富町のPRイベントについては、過去記事にも取り上げていますので合わせてお読みください。