経営者の勉強会というのは、創業当初は見向きもしなかったです。
そんなヒマがあったら、お客さん向けにやるべきことは山のようにあるはず・・・という思い込みからです。
しかし自分の背中は自分では見ることができない。自分自身を客観的に見るモノサシは他人の中にある、そして小さい会社の経営者が独善で道を誤るのはめずらしくない・・・と思ったときから足を運ぶようになりました。
今月も京華スクェアで毎月開催されている経営者の勉強会「八丁堀経営マネジメント勉強会」に、参加してきました。
この京華スクェアとは、
東京都中央区立の京華小学校・幼稚園の跡地にある複合施設で、歴史のある建物なので風情があります。
この勉強会は、かつて田町にあり、今はもう閉鎖されてしまった起業家支援の公的機関「職業能力開発総合大学校 起業・新分野展開支援センター」(略称:創業サポートセンター)の経営マネジメント分科会の後継なので、通い始めてからもう8年くらいでしょうか。
勉強会に限った話ではないのですが、やはり経営者同士だと、目標や課題が共通しているので深い話ができます。
また日頃のマネジメントで直面している課題も、多方面からのディスカッションで解決へのヒントを得ることが多々あります。
それと同時に、やはり勉強会での大きな収穫は、自分自身が何を心から望んでいるのかを直面させられることでしょうか。
事業の点で、理想と現実のギャップを埋めていくのが経営計画ならば、自分そして自分の会社が将来どうなりたいかが明確にならないと、当たり前ですがその計画もふらついたものになってしまうのは当たり前のことです。
しかし意外に自分の本心は奥深くに眠っていることが多い。そして言っていることと心から望んでいることが食い違っていることもめずらしくありません。
そのようなこと諸々を含め、経営者の勉強会はいつも多くの気付きを得ており、毎日の定例行事になっています。勉強会のあとの飲み会でも良い意見交換ができました。