改めてO2Oのトレンドと今後の流れを振り返る

O2O(オンライン to オフライン)の色々なバリエーションが、今年はさらに増えていくという予感を持っています。

いままでのO2Oの事例として、いわゆる実験的なもの、マスコミに取り上げられやすいものが、多く語れていたと思います。

※NTTドコモさんの「ショッぷらっと」など、事例のいくつかは昨年弊社で開催したO2Oマーケティングセミナーで紹介しました。

実店舗を持つBtoC企業が、スマホアプリやサイネージを活用して、キャッシュポイントであるお店へお客さんを誘導するというのが典型的なパターンです。

BtoB企業だとどのようなパターンが考えられるのでしょうか?

まず「実店舗」を「リアル拠点」や「社員」という言葉に置き換えてみて、それとユーザーをITを使ってどのように接点を持たすのか・・・という視点で考えると、いろいろな手法が考えられることと思います。

先日のセミナーでは、自社を単に執務を行う場所や打ち合わせをする場所としてだけでなく、O2Oマーケティングに活用できるリアル拠点として、こんなアプローチもあるのでは、と紹介しました。

O2Oマーケティングの従来ながらのWebマーケティングの大きな違いは、文字通り、リアル拠点の活用がからむので、マーケティング担当部署だけではなく、多くの部門間の連携が必要となることです。

部門間の連携が実現するためには、当たり前ですが、経営トップがこのようなマーケティングの取り組みに関して、新しい意識を持ち理解することが必要です。

マーケティングに関することは、マーケティング担当者だけが考えれば良い時代ではなく、あらゆる部門とともに、経営トップも自ら考えることが求められる時代と考えます。