「豊富温泉&利尻昆布風呂体験WEEK~温泉と昆布に恋して~」の情報発信フロー

東京都港区の銭湯において、北海道「豊富温泉」のお湯や宗谷地域の「利尻昆布風呂」を体験できるイベントが2018年3月3日~3月11日まで開催されており、今年も足を運んできました。

港区公式サイトによる告知はこちら
広報みなと2018年2月21日号 港区×北海道宗谷地域連携プロジェクト 豊富温泉&利尻昆布風呂体験WEEKを開催します

イベントは既に終了済みですが、このようなポスターも港区内で目にした方も多いのではと思います。
rishiri

このイベントは、地方の観光地が東京でPRをする際の重要なポイントを押さえていると思ったので、効果的な広報・マーケティング事例としてお伝えしたいと思います。

その土地の魅力を伝えるために、情報発信において十分な質と量をデジタル・アナログ双方で行うことは基本中の基本です。

その次のステージとして大事なのが

仮想体験させる

ことの重要性です。

例えば飲食産業だったら試食やレトルトの提供、また住宅産業であったらモデルルームでの体験と、仮想体験は様々な産業において事例があります。

しかしこの港区の温泉とのコラボは、その仮想体験がアイデア次第で実に多彩なバリエーションがあることを知らしめてくれました。

ちなみにわたしは最終日3月11日に麻布黒美水温泉の「利尻昆布風呂」に行ったのですが、利尻ラーメンが売っていて、自宅で早速食べてみました。
ramen

これも仮想体験のバリエーションという位置づけで考えると、食品を用いること以外にもあらゆる可能性がありそうです。

他社がやっていない尖った事例

マスコミや体験したユーザーが取り上げる

SNSによる情報拡散

というPRは、広報予算が少ない際に考えべき典型的なストーリーですので、ぜひ参考にしてみてください。