ホームページの制作費用がいくらくらいなのか、見当もつかないので、基準を教えて欲しいとの相談をよくいただきます。
そこで今回のブログでは、ホームページのお見積りのベースとなる制作費用は、どうやって決まるのかを、数多くの見積りを作った経験からお伝えしようと思います。
まず大前提として、ほぼほぼ全ての費用が「人件費」です。そのため、制作にあたってどれくらい手間暇がかかったのかで、コストが変わってきます。
その「手間暇」ですが、大きくは次の項目に左右されます。
1.システム化の度合い
通常の「見る」ホームページの画面以外に、管理画面から更新できるシステム(CMS)や、お問い合わせフォームや検索フォーム、予約フォームなど、「機能」を追加したホームページを作成する場合があるかと思います。
その際はデザイナー以外に、システムを構築するプログラマーの人件費が発生するので、その分だけ費用が上乗せされます。
2.全体のページ数
上記のシステム化の度合いが同程度であれば、5ページのホームページより、50ページのホームページの方が制作に多くの人件費が発生することはイメージしやすいかと思います。
もちろん各ページのコンテンツ掲載ボリュームにも左右されますが、全体のページ数はホームページ制作料金を大きく左右します。
3.コンテンツの手配状況
ここでいうコンテンツとは、ホームページに掲載する画像や文章のことです。
写真やイラストをホームページに掲載したくても、もし素材が無い場合には、カメラマンの稼働費やイラストの作成費が発生します。
また文章についても、原稿を社内ではなく社外に制作依頼する場合は、その制作費用の分だけコストが高くなります。
上記の3項目以外にも、デザインの密度や決定までのプロセス、打ち合わせの回数や、管理画面の操作マニュアルなどの必要とする納品物など、ホームページ制作費用を左右するさまざまな要素がありますが、大きなものとして、上記を押さえておけば間違いがないかと思います。