Dean & Deluca の企画による『丸山珈琲に学ぶ「フレンチプレスの淹れ方と楽しみ方」』イベントに参加してきました。
世界トップのバリスタによる美味しい珈琲の入れ方の直伝など実にレア中のレア。普段はまず学ぶ機会がありません。
会場はDean & Deluca六本木ミッドタウン店内で、6名の少人数性です。
教わった通りにフレンチプレスでコーヒーを入れてみました。
全体を通して実に満足度が高く、1時間強のセミナー時間があって間でした。
ところで職業柄、何かよい経験をした際には、必ずそれを言語化するようにしています。
今回は何が良かったかと考えるに・・・
- 専門家(バリスタ)のノウハウが学べ、その場で質問ができる
- バリスタの方がコミュニケーション豊で、話しが面白い
- 会場が営業中のDean & Deluca 店内で活気がある
- Dean & Deluca で売っている付け合わせとセットでコーヒーが楽しめた
- 他の参加者の様子やコミュニケーションが楽しい
この中で一番大きい要因は「バリスタの方が豊かなコミュニケーション豊かで話しが面白い」ことに尽きるかと思います。
この「豊かなコミュニケーション」が必要とされることは、何もバリスタに限った話しではなく、あらゆる分野の専門家に必須のスキルだと断言したいです。
専門性を伝える際には、「わかり易く伝える」ということが重視されてきました。しかし今日、それ以上に「面白く伝える」ことが求められていると感じます。
「面白く」とは「興味を持たせる」とか「モチベーションを高める」とか「続けてやりたいと思わせる」と言い換えられます。
相手がお客様であろうと、社内の後輩や新入社員であろうと、面白く伝える重要性は共通しています。
斜陽化している業界は、その分野の専門家がこのようなコミュニケーションを行わず、結果として顧客や後継者にその価値が伝わらないことが原因の1つといったら言い過ぎでしょうか。
新しい時代の専門家は、専門性の高さだけが求められるのではないということを、自戒したいです。
ともあれこのコーヒーイベントはまた違う企画で来年やるかもということなので、またぜひ参加したいと思いました。