日本各地のグルメと伝統のお祭り両方が楽しめる「ふるさと祭り東京 2017」が開催中のため、会場の東京ドームに出かけてきました。
ちょうど会場に入ったタイミングは「青森ねぶた祭」のステージが盛況です。
折角なので「青森市観光PRブース」を探してたどり着きます。
ブースの方が非常にフレンドリーで青森市の魅力をいろいろ語っていただきました。正直なところ今までは青森と聞くと「ねぶた祭」以外のイメージが湧かなかったのですが、青森はカシスの生産量が日本一ということを知り驚きます。
早速カシス商品を買いました。下の写真はオフィスに戻って買い物袋を拡げたところです。
カシスのマスコットキャラクター、問い合わせ先を記載した名刺、また「あおもりカシス」と書かれたリーフレットが入っていました。
リーフレットは、青森におけるカシス栽培の歴史から、その特徴や生産スケジュール、商品例まで、あおもりカシスについて詳しく書かれており、理解を深める良い読み物となっていました。
今回の経験をキッカケに、今後の阿部家では、カシス商品を買う際には青森産にこだわりそうです。
ところで地域性の強いモノトを売っていく場合に、それを生み出している現地の背景と魅力をセットで伝えることは、どんなモノであれ消費者との絆を生み出します。
また、これが大きなポイントなのですが、絆を深めることができれば、今後、他地域の同系列の商品に目移りすることはありません。
さらに消費者に対して次なるステージ・・・現地への旅行をイメージさせることが容易です。
絆を作るプロセスで、消費者は現地の魅力を深く理解し、旅行へのモチベーションを高めるからです。
この
商品(もしくはイベント)→ 絆づくり → 旅へ背中を押す
のフローは、観光資源を持つあらゆる地域が今後意識すべきことと考えます。
そんな訳で、昨年の夏に札幌に北海道新幹線を使って帰省する際は青森は素通りでしたが、今度は青森に立ち寄ってみたいと強く思いました。