NHK 経営企画局デジタル推進担当 専任部長 元橋圭哉様を講師にお迎えしたBtoBマーケティング研究会の10月勉強会「新時代の放送とインターネットの連携」は昨日10/20に盛況のうちに開催されました。
震災直後に異なるメディアが市民に情報発信するために相互に連携を取ったエピソードの紹介から、放送とインターネットが融合した新時代のメディアの姿の紹介まで、非常に多彩な内容で実に興味深いお話しでした。
今回、経営者・マネージャーの方々にとって大変参考になる内容があったのでご紹介したいと思います。
一つ目が、平時から緊急時のシュミレーションを心がける点。もう一つは、震災直後にNHKの放送がUstreamで流れた件も、テクノロジーのみで実現されたのではなく、ベースにお互いの人間関係と信頼関係があったからという点。これだけITが進化した時代にあっても、重要なことは変わらない。非常に色々考えさせれるお話しでした。
あとスライドやデモやプレゼを通して、元橋様の放送の公共性に対する大きな使命感やミッションを感じました。放送現場の最前線ではたらく方からでないと学べないことを多く学んだ気がします。
また最後に、放送がデジタルになって「変わること。変えるべきこと。変えないこと。変えない方がいいこと。」というまとめも非常に印象的でした。このことは、たとえば我々の事業のことに置き換えて、経営者の視点から、「時代が変わっても自社の経営で変えるべきところ変えないところ」を考えることのキッカケになりそうです。
懇親会も意見交換が続き盛り上がりました。皆さん本当にお忙しいところご参集いただきありがとうございます。遠くは秋田からわざわざお越しいただき感謝です。次回は11/17に開催しますので、またぜひご参集下さい。