NTTドコモによる電動自転車のシェアリングサービスをいろいろなところで見かけるようになりました。
先週末に出向いた有楽町の東京国際フォーラムでも無人の貸し出し場(サイクルポート)があり、早速スマホで会員登録をして乗ってみました。
会員登録のときにクレジットカード情報を登録するので、返却時の料金の支払いもスタッフが不要。
自転車には下記の写真のようにID番号が振られており、利用前にどの自転車を使用するのか申請するので、確実に自転車が回収される仕組みです。
都内を自転車で疾走するのは楽しい。虎ノ門方面に向かいます。
品川を通り越して旧東海道の品川宿エリアへ。かつて入居していたインキュベーションのマネージャーにばったり。
イベントスタッフの方でしょうか?忍者が何名かいたので一緒に撮影を。
自転車にGPS機能が付けられているようで、各地になるサイクルポートに自転車を止めると、自動で場所を認識して返却処理も行われます。
最後は品川の港南口で返却しました。
このサービスを利用する前は、インバウンド向けというイメージが強かったのですが、都内在住者にこそ利用価値が高いと思いました。
というのも、自転車は他の乗り物と違って「道案内の表示」や「決まり切ったルート」が無いため、複雑怪奇な東京の道路では迷子になるのも一瞬。
気ままに乗る分には問題ないけど、目的地をめざして走ると四苦八苦です。
なので、日本人・外国人問わず、土地勘のある都内在住者が、自由気ままに楽しめる印象です。
しかし、逆にいえば土地勘がない人でも楽しく利用できるようにするためには、道案内ナビゲーションがあれば良いはず。
しかし、自転車にGPSナビをつけることは、歩行者への安全性を考えると微妙な印象です。
そのため今後の展開として、音声のみのナビゲーションがこの自転車に加わる可能性が高いのではと思いました。
そうすることにより、「移動手段」と「街の情報提供」がセットとなった幅の広いサービスになり面白くなりそうです。