「社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話」(小林佳徳著)という本を、この週末に読みました。
これは元ライブドア社員の書いた、ライブドアショック前後における社内の様子、そして当時のライブドアという組織や仕事、カルチャーについて書かれた本です。
当時のライブドアの写真も多種掲載され、成長期のITベンチャーの雰囲気は十分すぎるほど伝わってきます。
社長が強い意志を持つことで、企業が発展するに加え、そのDNAが色々な形となって受け継がれ、思いそして志が継続し伝わっていく。
継続するものが、会社という組織はもちろんのこと、それに加えて意志というのがものすごくロマンがあると思えるのです。
いま流行っているテレビドラマ「下町ロケット」も、社長の意志を語るドラマとしても見ることができますが、社長の強い意志こそ、いまの変化の激しい時代に、企業経営の中で最も問われるものではないでしょうか?
社歴の長い企業はみなそうですが、組織としてDNAとして、経営者が亡き後も、社会に生き続けることが大きなことだと思うのです。
経営者の書いた本ではないのですが、ベンチャー経営者が読んでもヒントになることが多いと感じました。
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