複数の連絡手段を用意するのがマーケティングの常套手段

きょうは3.11なので震災のにもからむマーケティングのテーマを書きたいと思います。

それは、

マーケティング施策においては、連絡手段を複数お客様に提供することが大切

ということです。

例えばITのコミュニケーション手段。

ちょっと話は飛ぶのですが、震災時、自分は湾岸部の展示会場にいて、電車が全て止まってしまい、交通手段が無かったので現地で一夜を過ごしました。

そうなると、どういうことになるかというと、ご想像のように、スマホ・携帯の電池が夜には切れてしまい、ITによるメッセージや情報には一切アクセスできなくなりました。

しかし、ITが使えなくなった代わりに幸いなことに、その場にいた方々と良い関係を築くことができて、口コミで色々な情報を得ることができました。

これは極端な例ですが、1つの連絡手段しか無い場合は、企業活動においても、[お客さん→企業]、もしくは[企業→お客さん]どちらのベクトルのコミュニケーションに置いても、その伝達手段が途切れてしまえば、全く接点が無くなってしまい、次にはつながらないことは明白でしょう。

このように、複数の伝達手段を確保することが何よりも大事という視点で考えると、例えば

・メールのあとの確認のフォローの電話
・お問い合わせフォームに、メールと電話双方の連絡先を入れてもらう

などの、複数のコミュニケーション手段を効力した動きや配慮ができるようになります。

弊社もIT屋さんだから、ITのことにしか口を出さないという気は毛頭ありません。

仕事にせよ、プライベートにせよ、複数のコミュニケーション手段を共に活かしてメッセージを伝えようとすると、公私ともに人間関係が豊かになることに近づくという印象を強く持っています。

そのことを、今後もこのブログやセミナーで、事例紹介も含め、お伝えしていこうと思います。