事業計画書としてのホームページ原稿作り

創業間もない経営者の方から、事業計画書を一生懸命作成していることを、たまに聞くことがあります。

もちろん金融機関や助成金の支給元の官公庁に提出する場合は必須であり、何らかの経営計画は作成した方が良いのですが、それとセットで経営者がしなければならない大事なことがもう一つあります。
それは

ホームページの原稿を作ることです。

事業計画書というのは、当然ながらお客さんになってもらう人に見てもらう文章ではありません。

そのため、そのことばかりに時間を費やすことは、本末転倒です。

新規のお客さん相手にアプローチする時間こそ、大事なはずです。

そのための手段としてホームページによる集客は必須な訳ですが、どんな腕の良いホームページ制作会社に発注しても、元となる原稿は発注元が用意しなければなりません。

原稿と言っても、経営者のプロフィールはどのように書くべきか、またサービスの内容をどのように魅力的に表現するか、検討することは山のようにあるはずです。

そのようなことを検討する中で、事業計画の見直しが行われることも多々あると、経験的に言うことができます。

細部を検討すると、大きいところも場合によっては見直す必要があることに気付くからです。

いろいろ書きましたが、事業計画はホームページ原稿とセットで、バランスが取れたものになることを肝に銘じ、ホームページの原稿作りと見直しに着手するのが良いと考えます。