企業ホームページに加えて、ブログなどで情報発信をするとき、匿名が良いのか実名を出すべきなのか相談をいただくことがあります。
経営者が書くブログであれば、間違いなく社長ブログといった感じで、代表の方が実名で書くことになると思います。
なので、このご相談の多くの場合は、スタッフが複数名で書く場合だと思うのですが。
実名か匿名かの判断は、もちろんケースバイケースですが、中小企業の多くの場合は、本文の最後やブログ記事のカテゴリーなどで、投稿者の名前を明らかにする方がメリットが高いと考えます。
すなわち実名主義でいった方が良いということです。
極端に競争力があるサービスでない場合、そのサービスを提供する「人の在り方」が顧客満足度を大きく左右することが多くの場合あります。
その「人」を前面に出すことは、なかなか大手ではできず、中小企業ならではの戦略かと思います。
提供しているサービスが、「どのような人」によって、「どのような理念」によって、「どのようなオペレーション」で提供しているか、ブログで発信する価値は十分あると考えます。
誰が書いているかわからない無機質なブログより、社員のパーソナリティーが透けて伝わる人間くさいブログの方が、往々にして好感度を持って受け入れられます。
実名主義だからこそ、ここまで大流行したともいえるfacebookの例を取るまでもなく、実名を出すメリットは往々にして有ると考えます。
いま書いているブログが匿名ならば、どのような実名の露出が可能か検討してみてください。
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